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近藤幹生学長著書「保育の自由」が刊行されました。

『保育の自由』 岩波新書 2018年12月

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本の概要
子ども・子育て支援新制度の施行から3年。解決しない待機児童問題、規制緩和による質の低下、企業参入による責任の所在の曖昧化など、問題は山積し、現場を混乱に陥れている。本書では、新制度と「新指針」を正面から検討し、現状と課題を整理、各地で独自の実践を続ける事例等を通して、今後の保育の在り方を提唱する。


目次(一部)
第1章 子ども・親・保育者の姿を見つめる
第2章 保育の理念を考える
-いま、求められる子ども観・保育観
第3章 新制度の開始と待機児童問題
第4章 子ども・親・保育者が大事にしたいこと-規制緩和を考える
第5章 保育所保育指針の改訂内容をどうとらえるか
第6章 保育を学ぶ-保育の自由を深めるために
終 章 保育の自由と未来


著者より一言
それぞれの保育の持ち味こそが魅力です。本書において私は、保育に関わる諸問題の鍵として、「保育の自由」という理念的な課題を提起していきたい。この鍵により、幅広い世論の注目が乳幼児期の保育に向かうことを願っており、問題の解決をめざしたい。本書では、複雑な保育・幼児教育の諸制度について、なるべくわかりやすく説明するようにした。同時に、私の基本的立場や考え方については、率直な意見を書かせていただいた。

  (岩波新書、2018年12月発行、780円+税)

近藤幹生学長 

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